時間がない人の
外国語個人学習のコツ
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![外国語の辞書で学習している画像](../img/study8.jpg)
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▼シャドーイングは語学習得の近道▼
シャドーイングが外国語習得の王道
![外国語セミナーの画像](../img/seminar1.jpg)
ひとり語学学習に励まれているあなた。
オーディオブックを使うのが、
個人語学学習の王道であり、近道です。
時間とお金、両方あれば英会話学校に
何度も熱心に通うことでしょう。
ですが、もろもろの理由があって、
自分ひとりで外国語習得
(第二言語習得)するなら、
シャドーイング(復唱・追唱)は必須です。
TOEICで高得点、外国語の文章は読めても、
会話ができない大学生の話があります。
笑い話でなく、本当のことです。
対人の最重要事項は
コミュニケーションです。
言葉のやりとりができないと、
意思の疎通は絶望的といっていいでしょう。
![意思疎通の難しさを感じる画像](../img/communication.jpg)
外交官同士や重要な立場であれば大問題。
けれど、私たち一般人同士の場合なら、
ある程度、たどたどしく単語が並んだ
会話と表現できないようなものでも、
さほど問題ありません。
相手も「なんとなくこう言ってるだろう」と
気持ちを汲んでくれるものです。
外国語の文章が読めても・・・の人、
この「たどたどしく単語が並んで~」も
無理だったりします。
正しい文法と発音で
話さないといけない気持ちが強く、
幼稚に見られたくないプライドも働き、
外国人の前でしり込みしてしまい、
何か話せばいいのに言葉がでません。
普段から音声に慣れていないものあります。
英語を聞き取れる英語耳のように、
外国語に耳を慣らせるため、
オーディオブックが一人語学学習に
最適な理由を紹介します。
語学の苦手意識を減らすため、
耳を慣らす必要性
会話の苦手意識を減らすには
耳を慣らせるため、話すべきです。
外国人との会話は「場数」です。
英語であろうと、フランス語であろうと、
何であっても、これが一番効きます。
![外国語の会話の場面](../img/seminar2.jpg)
ですが、一人で外国語習得するなら、
相手ありきの会話という場数は踏めません。
オンライン英会話も選択としてアリですが、
拘束時間があるかどうかです。
繁村一義と酒井邦秀の共同著書「英語多読
すべての悩みは量が解決する!」でも
英語習得の多読三原則として▼
- 辞書は捨てる……辞書が必要のない本から始める
- 分からないところは飛ばす……読書の妨げになるので飛ばす
- 自分に合わないと思ったら投げる……次に移って、合う本を探す
といった「読書量をこなす」以外に伝える、
「字幕なし多観」(映画やドラマを字幕なしで
どんどん観ること)を推奨しています。
映画の会話の型通りのフレーズに慣れるため
一緒に
外国語のオーディオブックを
利用してシャドーイングし、
学習効率を高めましょう。
場数を踏むことができない代替案です。
シャドーイングとは、
外国語の音声を耳にしたら
同時くらいに自分の声で
同じ言い回しで話す手法です。
海外作品ですと、
不思議の国のアリスといった童話から
年齢層の高い向けの自然科学の
教材まで多数あります。
洋書のヒアリング教材として、
「ハリーポッター」シリーズはもちろん、
村上春樹の「1Q84」までありますよ。
Amazonのaudible英語朗読本は
質、量ともに充実しています。
▼audible英語の「1Q84」▼
その中から自分の習得したい
外国語学のレベルを考慮して選び、
できれば本といったテキストと一緒に
繰り返し聞き、話すのです。
参考https://englishhub.jp/sla/shadowing-listeningより
とにかく繰り返しです。
暗唱のため追唱(復唱)です。
▼シャドーイングには朗読教材が近道▼
緊張感をほぐすと学びやすい
緊張感をほぐすと学びやすくなると、
脳科学者の苫米地英人氏が提唱しています。
英語のような外国語習得を毎回学ぶ前に
使える方法なので、試してください。
苫米地英人氏は緊張感をほぐす方法として、
「逆腹式呼吸」が効果的と話しています。
通常の腹式呼吸とは違い、
息を吸うと腹が凹み、
吐くと腹が膨らむ呼吸法です。
「逆腹式呼吸」のやり方
- 椅子などに腰かけましょう。
逆腹式呼吸がやりやすくなるからです。 - 口から肺の中の息を吐き切りましょう。
体の力を抜いていたら腹が膨らむはず。 - 息を吐き切ったら、ゆっくりと鼻から
息を吸い、お腹をへこませます。 - 息を吸い切ったら、
静かにゆっくりと息を吐きます。
1.から4.の流れをワンセットとして、
約30回ほど繰り返します。
この手法で、体の奥からリラックスでき、
外国語の学習スピードも早まるようです。
ベルリッツの語学習得エマルジョン方式
まずは耳から学びましょう。
学ぶというより、耳を慣らすが
ふさわしいかもしれません。
文字を読まず、できるだけ
声だけに集中してください。
耳から学ぶ理由があります。
英会話のベルリッツがありますよね。
ベルリッツの外国語習得方式が
スパイ養成に使われた話です。
スパイ先の言葉を短期間で習得させるため、
習得させたい言語を使う人間が
立て続けに二時間ごとに
交代でやってきて
スパイ候補生に話し続けるんです。
エマルジョン方式という手法です。
![スパイ養成の画像](../img/Berlitz-spy.jpg)
自国語一切禁止の生活で、
一日16時間を毎日2ヶ月ほど。
そうすると、文字を加えた語学習得の
理解する期間が早まります。
外国語の言葉を聞き続けることで
脳に外国語言語の回路が出来ています。
ベルリッツ方式を参考にする勉強方法
先ほどのベルリッツ方式、
日常日本語で暮らす我々には無理な
外国語習得方法ですが、
学べて応用できる点はあります。
人間は声(言葉)の回路ができていれば、
文字の記憶回路も比較的早まることです。
耳から声で何となくの世界観を想像させ、
次の段階としてテキストを用いての
シャドーイングで
外国語習得するのです。
オーディオブックで耳を慣らし、
それからオーディオブックと
一緒にテキストを読み、
シャドーイングする。
精読も多読も構いません。
限られた時間で朗読本も
活用するのが上達に繋がります。
![暗唱で伝え方を学んでいる画像](../img/shadowing.jpg)
もちろん日本語のナレーションの
入っている教材は避けるべきです。
BGM代わりにヒアリング音声を流すのも
記憶の定着に効果的です。
休日に「今日は日本語NGデー」
なんて日を設けるもいい手法ですね。
「門前の小僧習わぬ経を読む」の心境です。
文字を持たない昔からの学習の王道、
反復学習で自然と身に付けていくわけです。
シャドーイング利用の
オーディオブック利用なら、
Amazonのaudibleを推奨します。
世界基準の企業です。
洋書のリスト量がすごいですから。
学習は長期戦で取り組むのが力になります。
けれども今回紹介した学習法で、
英語などの外国語をできるだけ早く
語学習得していただきたいです。
シャドーイングは耳を活かす
▼オーディオブックのaudible▼